ルルドの泉 [天地 あまつち]
川の向こう岸のマサビエルの洞窟へ渡ろうと少女は思いました。そのとき2度にわたり、突風が吹く音が聞こえるのです。その少女は、音が聞こえたマサビエルの洞窟の方に目をこらすと、光の中に白い衣装と白いベール、手には白い玉と金の鎖、足元には黄色い薔薇の女性を見ました。まさしく聖母マリアです。
彼女こそ、1858年2月11日、薪ひろいにやってきたルルド村に住む14歳の貧しい家の少女ベルナデット(ベルナデッタ)・スビルーでした。
あるとき白い貴婦人-聖母マリアは、ベルナデットに「泉の水を飲み、その水で洗いなさい。」と言いました。その場所をベルナデットが掘ってみたところ、そこから水がどんどん湧き出てきて泉になったのです。これがすべてを癒す力があるルルドの泉。本当なのでしょうか。
彼女は尼僧となりましたが、1879年4月16日、肺結核により35歳の若さで他界します。そしてベルナデットは、いまもその美しい姿のまま眠っています。写真は、150年前の姿のままベルナデッタ。
2006-05-21 00:03
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コメント(4)
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ベルナデットが亡くなってから150年もの間、姿がそのままというのが、大変不思議で興味深いです。「泉の水を飲み、その水で洗いなさい。」と云われたとありますが、その泉の水の効力なんでしょうね。「その水」でどこを洗ったんでしょうか。ベルナデット・コードの謎はそこにあるのかもしれません!
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by mari (2006-05-21 00:45)
美しいとは思う。でもこの写真、死んでいるのでしょ?
僕、ちょっと眠れない。
http://renessance.jugem.jp/
by sai (2006-05-21 00:54)
to mari
「泉の水」で、不老不死は得られなかったものの、不廃を得たのでしょうか。
若冲の第3期作品、拝見しましたよ。
by fu- (2006-06-20 02:17)
to sai
死んでいるとは思う。でもこの写真美しいでしょ?
私、ぐっすり眠れた。(笑) mixiのコメントの続きで!
by fu- (2006-06-20 02:19)